こんばんは。
未だに掃除をする気が起きない、ゆうさんです。
今日も、バイセクシャルの悩みについて。
書くのは相変わらず怖いのですが、この投稿が必要な方の元へ届くことを願っています。
今あなたが悩んでもがいている道を通ったことがある人がいるよ、と。
1人で抱えなくていいよ、と伝えたいんです。
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今日はだいぶ前のとある飲み会での出来事。
可愛がっていた後輩が、結婚報告をしてくれたんです。
後輩としてとっても可愛いと思っていたから、幸せそうな姿がすごくすごく嬉しかったんですよ。
で、周囲に配慮しつつすこし自分のことも話したくなったんですね。
同性愛は相手によって反応がかなり変わりますので、
生理的に無理な方もいらっしゃる。
受け止め方が分からず困る方もいるだろう。
そう思って、相手の性別は伏せたうえでほんの少しだけ話をしようとしました。
そしたら、これは感覚的なものなのでなんとも言えませんけど、
ちょっと微妙な空気になってしまいまして。
その場には、こっそりカミングアウト済の方がいたのですが、
これも当時の私の予想でしかないけれど、
なんとなく詳しく?話すなオーラを察して。
場の空気を壊したくもなかったし、
すぐに笑顔で話を聞く側に回りました。
でも、お恥ずかしいことに、その時、笑顔の奥でなんか悔しくって大泣きしたくって。
純粋に喜びたいのに、喜びきれない自分がなんだかみっともなくて、恥ずかしくて。
自分がこれまでの人生で他者から嫉妬されてものすごく嫌な気持ちになったことがあるので、
嫉妬する気持ち=醜い=悪と思って、他人にぶつけるどころか、嫉妬する気持ちすら持つべからず。と思っていたんですよ。
だって、されて嫌なことを人にしたくありませんから。
そんなこんなで、絵で例えると、
真っ白なキャンパスいっぱいに、真っ黒なぐるぐるを書いているような。
そんな気持ちを抱えまして。
目の前の現実の重さとやるせなさ、それに対して何もできない自分の無力感。
そんなもんで、ぐっちゃぐちゃだったような気がします。
その後、信頼できる人と2人のときに、
思わず気が緩んで「すごく嬉しいのに悔しい」ってこぼして、ぼろぼろ泣きました。
とくに何かことばをもらったわけではないけれど、
私はただ隣で泣かせてくれるだけで、
ものすごくありがたくて。
(私は、信頼している人の前でしか涙を見せません)
安心して、声は出さずに泣いたような気がします。
場面は私とは異なるかもしれませんが、
もしこのブログを読んで、思い当たるようなところがあったら、
次のポイントを覚えていてください。
嫉妬は、大切な感情のひとつです。
心理学的に考えると、
嫉妬は自分が大切にしたい価値観や、
自分が既に持っていると思っている(けど実現できていないもの)を自分が思うような形で実現している人に対して感じる感情です。
言い方を変えると、相手の価値を認める感情でもあるんですよ。
だから、悪者扱いせんでもいいです。
ことばは、いとも簡単に凶器になりますから、
感情をそのまんまことばにして相手にぶつけるのは要注意。
でも、生きとったら、まっくろくろすけ気分なときだってあります。
だから、出てくる感情を悪者にしないでくださいね。
東ゆう