こんばんは。心理カウンセラーの東（あずま）ゆうです。
悩んだ時、自分でどうにかしないとって思って色々検索すると、
「自分の魅力を見つける」とか「自分を好きになる／愛する」というようなフレーズに出会うことがあると思います。
これらはもちろん大切なことなのですが、人によってはとてもハードルが高いかもしれません。「どうしても自分のいいところが見つけられへん」って時、ありますから。
今日は、そんなモードの方向けの内容です。
そんな時があってもいいんだよ
まずはじめに言いたいことは、「そんな時があってもいいんだよ」ということです。
ー自分の魅力がわからない、どう頑張ってもわからないー
こんなモードの時は、自分を愛せない自分をつい責めたくなっちゃうかもしれません。
でもね、心ってお天気みたいなものなのですよ。
自分を愛せない時だってあっていいんです。今は心に大雨警報が出てるのかも。
大雨の時にお外に出たら、びしょ濡れになって風邪ひいちゃうかもしれませんよね。
今は、お部屋でじっとしてみてもいいかもしれません。
「あなたって魅力でいっぱいだよ」って言われたらどんな気持ちになりますか？
心の雨がちょっと小降りになってきて、
ちょっとだけお外に出たくなってきたら、自分に聞いてみていただきたいことがあります。
もしあなたが「魅力いっぱいだよ」って仮に言われたら、どう感じますか？
これは人それぞれ違う表現が出てくるかと思います。
「なんだか申し訳ない気持ちになる」・「なんか怖い」「なんかしんどいかも」等。
ある方は自分を後回しにすることが当たり前で、自分の幸せにGOサインを出すのが苦手なのかもしれません。
またある方は "褒められる時＝誰かの期待に応えた時" で、褒められると期待に応えなきゃってプレッシャーを感じちゃうのかもしれません。
単純に、褒められた経験がなくて受け取り方が分からない場合もあるでしょう。
ご自身の経験をもとに、「ありのままの自分」を許せない方もいるかもしれません。
背景についてはカウンセリングでじっくり深堀りしていきたいところですが、
何らかの形で自分を否定する気持ちや、誰かへの罪悪感があるのかもしれません。
誰かのまねっこから始めたっていいんだよ
今日言いたい本題はここ。
自分の中にどうしても魅力が見つからない時は、「探す」だけでなく「作る」ことも選択肢にいれていいんじゃないかな？と思います。
簡単に言うと「いいなあ」と思う人をまねっこしてちょっとずつ自分なりに身に付けてもいいんだよ！ということです。
ペン習字の本を買って、字をなぞって書き方を覚えるみたいにやってみる選択肢があってもいいかなって思います。
自分の例で言うと、以前感情表現が苦手だった時がありまして。（今でもやや苦手）
天真爛漫な感じで、喜怒哀楽を素直に出せる子がいいなあって思う時期があって。
だから、自己満ながらまねっこしてました。
これ、相手の魅力を素直に認めていることでもあるので抵抗が少なかったんです。
自分が褒められるのは苦手だけど、誰かを褒めるのは好きって方におすすめかも。
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なんだか６月もあっという間に終わりですね。
もう半年終わっちゃったのか、早いなあと思っています。
一日一日を、のびのび丁寧に過ごしたいものですね。
東ゆう
▽名前はわかりませんが、お散歩中に見つけた綺麗なお花です。
